「着物と帯」さえあれば、あとは着るだけ…と思いがちですが
意外とたくさんの小物がないと"着物姿”は完成しないんです。。。
とはいえ、呉服屋さんであんまり使わないものまで買わされるのは不本意。
あと「今日だけ着たいけど日常的には着ない」という人には
臨時で小物貸し出しで充分じゃん?というのもある!
では着る手順を実況中継してみよう!
まず最初は下着
「え、普段のブラパンでよくない?」って思いますが
盛りパッド!ワイヤー入り!・・・いわゆる美しい谷間はNG
和装用ブラジャーという、むしろ胸を平らに潰すブラが理想なんです。
腰紐や帯を締めたときにワイヤーは危険ですしネ
とりあえずスポーツブラやブラトップでも代用できます
それから着物の後ろ姿って思ったよりタイトになるので
お尻が4つに割れたパンティラインがチョイ恥ずかしい!
おヘソまで全部すっぽりガードルタイプだとよいかというと
股上が深くて帯の下に重なるようだと
トイレでなかなか脱げない&履けない !
お尻のほっぺに境目のないレースやシームレスタイプや
ヒップハングなTバックなどがオススメです。
次にあってもなくてもいいけど和装スリップ。
前合わせタイプとワンピース型があります。
意外と忘れがちな足袋!
正式な場所に出たりひとまず無難な基本は白足袋ですが
柄が楽しい足袋もあります!
でも一足2000円~5000円とか結構高い!
とりあえずは日本指ソックスでもいいですし、
ブーツやスニーカーで合わせるなら普通の靴下で充分です。
要らないようで重要、補正具
腰パッドはないとお太鼓のタレがゆがむので必須!
和装屋さんで買えますが、ダイソーで代用品も見つけられますwww
胸とお腹の段差をカバーするファンデーションはタオルでも代用可。
あと、衿周りがシワになりやすいのでミニタオルやハンカチもあるとベター。
衿に合うようにV字に当てます。
夏場は鎖骨のあたり縦に冷えピタを貼るという裏技もあるよ!
さぁ!
やっと下準備ができたので着物を着よう!・・・ではなく
着物の下には「襦袢/じゅばん」という準着物みたいなモノが必要です
では襦袢を着よう
の前に!
衿芯という謎の武器(?)がありますw
身体に沿うカーブできれいな衿元を作るための芯です。
襦袢の衿に、上から落とすようにスルスルと入れて左右対称にセットします。
衿芯は内側に入れるのが正式らしいですが
ピシっと綺麗にキマればどっちでもOK!←諸説あるのでコワイ人は正式な方を遵守しましょう
そういえばその前に、襦袢に半衿はついてますか?
市販のものだと白い半衿がついてますが、リサイクルで買うとたまにないことも!
衿芯入れようと思っても入れる場所がないです~😱ということもあるので要確認です。
ついてない場合は、バイアス半衿とか夏だと夏用のものを買って縫い付けます。
それから襦袢に、最初からついてることもありますが
襦袢の首根ッコに衣文抜きがついてると衿がキレイに抜けます。
背中に何か布で輪っかを作って縫い付けてもいいし大き目の安全ピンでも代用できますよ。
それをあらかじめ襦袢につけておきましょう。
そしたらやっと!襦袢を着ることができます。
コーリンベルトor腰紐や伊達締め
襦袢を着たらそれを留め固定するものが必要ですね。
一般的には腰紐と伊達締めですが
コーリンベルトという便利グッズもあります。
あってもなくてもいいので好きな方を選んでください。
ちなみに私は「コーリンベルトしっかり」というのを愛用していて
腰紐や伊達締めは使いません。
シッカリに出会うまでは腰紐とマジックベルトでした。
伊達締めはどうもヘタクソで、結び目ボコボコになってしまうのでいまだに使えません😭
さて、襦袢まで着ました!やっと着物の登場です👘
着物のオハショリ、上手にできるかな?
着物は「下から合わせていく」んですが、まずココで「は?」ってなりますね!
今回はモノの話なので、着方はいったん置いときます🙏
裾を合わせたら腰骨のあたりで着物をとめるのに使うのが再び腰紐②
着付用に専用のゴムベルトもあります。
これも100均でナンチャッテ版、発掘できます!
次のオハショリを整えて止める腰紐③、そして伊達締め②
これも私はコーリンベルトしっかり②で、すべてカバー派。
…さてさて、
長くなったので前半後半で分けようかな。
ここ迄で着物まで制覇できたので、次は帯篇で!
ではここで今回使った物をおさらい&次回予告!
これまで登場したもので、太字が着付けグッズ(orがついてるものはどちらかでOK)
太字でも特に大きなフォントは必須のものです。
さちばーイベントで自装チャレンジのときはぜひ用意してくださいね!
自装チャレンジで必要な物まとめ
【着る順で並べていくよ!】
和装ブラジャー
和装スリップ(あったらなお良い。なくても大丈夫)
足袋
ファンデーション(補正具)
腰パッド(ダイソーのチカラ技もある)
襦袢
衣文抜き(襦袢につける)
半衿(だいたい襦袢についてる)
衿芯(襦袢に仕込む)
腰紐3本
伊達締め
または、
「コーリンベルトしっかり」2本
和装用ゴムベルト(ダイソーのチカラ技もある)
着物
【つづきで必要な物】
帯板
クリップ3個(洗濯バサミで代用可ですが、ちゃんとしたのがあるといい)
帯(最初は袋帯推奨です。名古屋帯は技術が必要になる)
仮紐(腰紐でOKですが、プラス2本なので合計5本使うことになる)
帯枕
帯揚げ
帯締め
羽織(コートやストールでもOK)
羽織紐
草履(着こなし次第では下駄やサンダル、いっそスニーカーでもOK)
*衣装敷(あったらなお良い。なくても大丈夫)
*着物ハンガー(あったらなお良い。なくても大丈夫)

📌 眠ってるお着物を呼び起こしたい方は、お気軽にメッセージください!
若い時に仕立てたきり着てない着物があるかた、
成人式以来眠ったままの振袖でおでかけしたいかた、お気軽にご相談くださいね。
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