価値を上げるために大切なこと
フリーランスとして仕事をしていると
「安くてもいいから仕事を取りたい」
と考えてしまう時期があります。
ですが、
実はその考え方が自分の価値を下げてしまう大きな落とし穴!
仕事を続けていくうえで一番大切なのは、
自分の価値をきちんと認め、価格として形にしていくことです。
私が意識しているのは「自分の価値を下げない」ということ。
まずはしっかりとした定価を決めます。
例えば
イラスト制作なら「1点5万円」と決めてしまう。
そしてその価格をベースに、企業向け(toB)・個人向け(toC)・さらに友人価格と段階を分けて対応するのです。
ここで大事なのは、
割引が必要な場面でも「安く請求書を書く」のではなく、
定価をしっかり表示したうえで“出精値引き”という形で値引きをすること。
たとえば、こんなふうに書きます。
イラスト制作費 50,000円
出精値引き ▲40,000円
ご請求額 10,000円
これなら、相手には
「本来は5万円の価値があるものを特別に安くしてもらった」
という印象が残ります。
ただ「イラスト制作費 10,000円」と書いてしまうと、
相手の記憶に残るのは
「この人のイラストは1万円で買える」という事実だけ。
これは長い目で見たときに、とても大きな差になるのです。
高い定価をきちんと明示することには大きなメリットがあります。
- 元はもっと高価なものだと認知される
- 特別に安くしてもらったという“恩”を感じてもらえる
- 本来は価値あるものを手にできたと、相手自身の満足感も高まる
つまり価格設定は単なる数字ではなく、
自分の仕事の価値をPRする武器なのです。
フリーランスは「売上」だけでなく「自分のブランド」を築いていくことが大切。
そのためには安さで勝負するのではなく、
定価を基盤にしっかり据えて、
自分の価値を守りながら広げていくことを意識していきましょう。

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思えばジャンプコミックスの巻末に読者紹介で掲載されるよう戦略的に投稿して見事採用された中学生時代、軽いノリで増刊号の特集ページをもらった高校時代、
出版系から映像系に転身した30歳世紀末…
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