シングルママの出産レポート
バイクにまたがってかっ飛ばしてたヒトが、とうとう産んじゃいました! 抱っこの姿はなんか年の離れたねーちゃんみたいだゼッ。(編集部の担当さんコメント)

わーい!生まれた、生まれたー。すンげぇカンドー、ちょーうれしい!
先日地獄のような2日間の陣痛を経て、やや小さめではありますが、やたらと元気な男の子を無事出産しました。
いやあ、長い道のりでした。この日がどんなに待ち遠しかったことか。慣れない育児に追われる毎日ですが、やっとベビーちゃんに会えてホッとしてます。
妊娠も出産も、みんな気持ちや心構えは変わらないもので、独身で出産した感想は「生まれるときはみないっしょ」ってカンジ。
9カ月目に病院が替わり、検査入院をしたときのこと。
採血をしにきだ看護婦さんが早速「結婚してないんだ」と聞いてきました。私の母子手帳には、名字の違うババの名前ガ書いてあるから、きっとそれを見たんでしよう。気さくな看護婦さんでおもしろい人だったから、注射ブチブチ打たれながら身の上話やら世間話してお友だちになっちゃいました。
ハヤリというワケじゃないでしょうが、私のいた病院でも非婚出産する人がけっこう多かったようです。たまたま病院でマタニティを定期購読していだので(エライ!)、先生にちゃっかりこのベージを紹介しました。入院してる人の中にも独身の人は珍しくなく、一人で頑張ってる人あり、一人でこれからどうしようと悩む人あり、はたまた産んだあとは父親側に預けてそれっきりの人ありと、非婚出産ひとつでもさまざまな選択があるようです。お友だちになったほかのママたちも、私にダンナがいないと言っても気まずい空気になるわけでもなく、特に驚くふうでもなかったです。気にするのはだんだんごく一部の人だけになってきたみたい。
でも、いざ出産だ育児だとなると、ダンナさん云々より実家の親がいてくれてよかったということが身にしみてわかりました。退院してすぐ、親子3人で生活を始めるおうちもあるでしょうが、しばらく実家で休養しながら育児に慣れていくおうちも多いと思います。やっぱり「子を持って知る親の恩」の言葉どおり、つらい陣痛のさなか我が母親もこんな思いをして私を産んでくれだんだなと、初めて親の偉大さをかみしめました。「子ども産むと親のそばにいたくなるでしょ? そういうもんだよ」と、去年ひとあしお先にママになつだ後輩に教えられてしまいました。あの娘もおとなになったもんだ。
これまでは、自分のこれからの人生や子どもとの生活しか考えなかったけど、実際に出産というものを経験してみたら、新たに親をもっと大事にしなくちゃという思いも出てきました。もちろん、今までだって感謝してたつもりだったけどまだまだ甘かったゼ。
結婚しててもしてなくても、赤ちゃんはめちゃくちゃかわいいし、家族や友だちに対してもやさしい気持ちでもっと大切に思えるようになりました。やつばり結婚にとらわれずに赤ちゃんを産んでよかったなと、しみじみ幸せにひたる今日このごろです。
ほぼ覚えてませんけど、感謝してます
お友だちになった看護師さん(当時は看護婦って書いてるけど、時代だなぁ)
・・・え、そんな人いたんだ?
“去年ひとあしお先にママになった後輩”は今も飲み歩く仲。
そこに彼女の息子も合流することもあり、あの時のヨチヨチ坊やが…!と感慨深い!
そもそもその後輩も、甘ったれで何にもできない子だったのに
出産前の育児用品買い物とか連れてってもらって、
めちゃくちゃ頼りになったし、助けられて感謝でした。
陣痛で苦しんでるとき「あのダメダメ後輩もコレ乗り越えたの?ウソでしょ?!」
って、私も甘いコト言ってられないと思ったし、
こんな苦しいなら生む決心なんかしなきゃよかった!<コラコラ
コレ3回もやってるウチの母、ばっかじゃないの?!とか
メチャクチャなコト思ってたけど、結局すべて尊敬、みんなに感謝でした。
産む前より、人への思いやりが深まった気がします。
それにしても
子どもを産んだら誰もが「お母さん」なんだけど
私はワタシで急に人格が変わる自覚なく
「オカアサンといえば私の母だし、ママったって私のことじゃない」
弟からも「お姉ちゃん」と呼ばれたことないし
家族の前で自分のことはさっちゃんと呼ぶ私だったし
子どもには私のことを「さっちゃん」と呼ばせてます。
私のお母さん=おばあちゃんだけど婆ではないので「かかちゃま」
でも私の父はなぜかスンナリ「じぃじ」と命名(笑)
呼び方っておもしろいね

📌 大事なのは実力より〇〇力!
好きなことを武器に食っていく さちばーメソッドにご興味のある方はメッセージください!