ジムのトレーナーがBGMで流していたV系バンド。
もともとロックとか好きなので、爽やかなスポーツジムに
朝からデスボイスやビジュアル系が流れることはよくある。
その日も、普通に私の好きなジャンルを選曲してくれたんだと思った。
ところが彼ら、ただのV系ではない。
・・・というか、V系そのものをイジっている。
バンド名『色々な十字架』
もうやらかしてる!
歌詞も変だ。
なぜかホームセンターをネタにした曲があった。
しかも調べたら、そのホームセンターのオウンドメディアに本人たちが登場している。
V系メイクのままホームセンターでワチャワチャ買い物している。
・・・だいぶ意味が分からない。
気になって、数日後ホームセンターへ向かった。
・・・我ながら意味が分からない。
プライベートブランドのビールがあったので、
6缶パック3種類、バラで全7種類買った。
ビール好きのトレーナーに、たまにクラフトビールを差し入れするんだけど、
「あのホームセンターのビール持っていったらウケるんじゃない?」
そう思った。
今思うと、この時点でライター復帰への第一歩だった。
もちろん当時は想像もしていない。
ただ私は、トレーナーへのウケ狙いのためだけにそういう奇行をするヤツなのである。
遊んでいたら仕事になった
さて、我が家にあふれたビールどうしよう…
どうせなら遊んでみよう。
山椒を入れたり、
ワインを割ったり。
ジュース足してみたり。
飲み比べたり。
失敗しても別にいい。
面白かったら満足。
で、普通の人はここで終わるらしい。
私は違った。
私の人生、計算しちゃダメで関係ないところから急に転がり始める
ビール遊び。
これみんなもやったら楽しくない?
そう思った瞬間、企画書ができあがってた。
「こんな遊び方したんですけど、記事になりません?」って
ホームセンターのオウンドメディアに向けて。
送った。
そしたら採用された。
・・・なんだそれ?
気付いたら27年ぶりに物書き再デビューかぁ。
人生って本当に意味が分からない。
先日、この話をクリエイターの友人にしたら、
「どうしてそうなるんですか?私も仕事ほしいなぁ」と不思議がられた。
でも私からすると逆なんだよね。
だって、
仕事が欲しい、
発信したい、
何かやりたい、
そう思ってるのに、
「断られたらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
「まだ実績がないし」
で止まるのが不思議だ。
思いついたならやってみればいいじゃない。
ダメなら終わり。
・・・いや、正確には終わりですらない。
元の状態に戻るだけだ。
何も失わない。
むしろ「こうやってダメだった経験」が蓄積される。
得しかない。
世界はそんなに壊れない、社会はそんなに担ってない
誤解される前に言っておくけど、
ここで私が言いたいのは
「行動したら仕事になった、だからみんな行動すべきだ!」
ではないんだよね。
だって私、がんばって行動してないしw
ただ面白がってたら、結果的に仕事になっただけだ。
だから大事なのは営業の方法じゃない。
面白がる力だと思う。
「行動しろ」ではなく「遊び倒せ」だ。
それこそライターをやってた時の話。
実は私、入稿したはずの原稿が届いておらず、仕事をすっぽかしたことがある。
フリーランスで最悪の失敗だ。
当時は、「人生終わった」と思った。
でも終わらなかった。
雑誌は出た。
編集部は回った。
その後も普通に仕事をもらえた。
その時に気付いた。
世の中の大人はとんでもなく優秀だ!
そして私程度の人間なんて、社会に影響力なんてまったくない!
これは自分を卑下しているんじゃない。
むしろ逆。
私がコケたくらいで世界は終わらない。
だったらやってみればいい。
面白そうならなおさらだ。
仕事になるかどうかは後で分かる。
失敗するかどうかは失敗してから考えればいい。
まずは面白がる。
すると不思議なことに、その遊びが仕事になったりする。
今回のライター再デビューも、たぶんその延長線上にある。
世界は案外壊れない。
そして運が良ければ、
思いもよらない方向から面白い話が転がり込んでくる。
まあ、一人で考えていると煮詰まるんだけどね。
そんな時はビールでも飲みにおいで🍺
次回のSuchBar「和ビールNight」は6月11日。
毎月第二木曜開催。
壁打ちくらいなら、いくらでも付き合うよ。

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