さっちな随筆

#09 アウェーのない私
さっちな随筆 · 2025/12/29
たぶん私は、アウェーという概念をあまり信じていない。知らない人だらけの場所でも、ひとりで行けるし、居心地が悪いとも思わない。それは度胸があるからでも、社交的だからでもない。ただ、居心地は環境が決めるものじゃなく、自分がどこに立つかで変えられると知っているだけ。アウェーが消える、その視点の話。
#08 私の人生に「失敗」が存在しない理由
さっちな随筆 · 2025/12/28
人生には「失敗したらどうしよう」という言葉が、あまりに自然に置かれている。でも私の感覚では、失敗は最初から存在していない。うまくいかなかった出来事は確かにある。けれどそれは、恥でも後悔でもなく、今につながる経験値。転んだら起きる、合わなければ離れる。ただそれだけで、人生は案外ちゃんと前に進む。

#07 結婚で学んだ、“正しすぎる”生き方は息がつまる
さっちな随筆 · 2025/12/03
正しすぎる生き方は、息がつまる。 人には向き不向きがある。 世間の幸せと、自分の幸せは必ずしも一致しない。 結婚という“正解”を踏んだことで、 私は自分の“本当の向き不向き”を深く知った。 失敗に見える経験こそ、 人生の“方向転換のヒント”になる。
#06 私が結婚を求めなかった理由
さっちな随筆 · 2025/12/02
恋愛というのはね、数学みたいに答えがひとつじゃない。 かといって国語みたいに“人それぞれ”で片付けられるほど甘くもない。 ときには物理みたいに予測不能だし、化学みたいに突然爆発する。 要するに、ややこしい。 私は結婚したかった。 ただ、彼と温かい家庭を作るとか、人生の伴侶を…なんてロマンチックな理由じゃない。...

#05 やりたい仕事のつくり方。できない理由よりやれる方法。ないなら作れ
さっちな随筆 · 2025/12/02
妊娠がわかった時、私はバーテンダー。夜に働き、明け方に帰る生活は、赤ちゃんが生まれたら続けられない。でも、学歴は高卒。資格もスキルもない。 いわゆる“ちゃんとした会社”に入っても、おそらく薄給で時間を奪われるだけ。それなら私は、発想を逆にした。 “子どもと生きる時間を守るために、どう働くか。” そこで思いついたのが「物書き」。 当時まだ珍しかった“最初から結婚しないシングル母”という視点を武器に、雑誌へ企画を持ち込み、連載をつかみ取った。 道は最初から用意されてなかった。 だから私は、作ったのだ。 「できない理由」より「やれる方法」を探して。
#04 弱いですと言える強さ
さっちな随筆 · 2025/12/01
父親からの生活費援助の提案が来た時、私はそれを 全部突っぱねるつもりでした。 理由? まあ単純にプライドですよ。 「ひとりでやるって言ったんだから、ひとりでやる」――どこの任侠映画だよ、って話ですが。 ところが、その頑固なプライドが一気に崩れる瞬間が訪れます。 ご近所に住んでいたママ友が、一人で全部やる宣言をドヤ顔で語る私に言ったんです。 「プライドでお米が買えるの?」

#03 家族の正解~“薄幸ヒロイン枠”は辞退します
さっちな随筆 · 2025/12/01
家族ってのは、まあ昔から「こうあるべきだ」みたいな正解を押しつけられがち。 でもそれってそもそも正解なんてないって話なんですよね。 うちなんて典型例で、「お父さんいなくて大変でしょ」「子供がかわいそう」なんて心配してくる人がいるけど、子どもたちの父親は“結婚しない形で存在している”からね。 人間って勝手にドラマ作りたがる生き物だから、事情をちょっと聞くとすぐ“薄幸のヒロイン”の台本を押しつけてくる。 いやいや、そんな安っぽい2時間ドラマじゃないんだよ、こっちは…
#02「大変・かわいそう」は誰のもの?子育てにチートメニューあり
さっちな随筆 · 2025/12/01
子育てしてるって言うとね、よく言われるんですよ。「大変ねえ」とか「ひとりで3人も」とか。 あれ、ナニ基準なんでしょうね。 私じゃないよ。少なくとも、私は“私、大変なんです”なんて自覚ないから。 確かに、ひとりで子ども三人育ててたら一般的には“ワンオペ”なんて言い方されるけど、...

#01 原点は、非婚母
さっちな随筆 · 2025/12/01
私ね、若い頃は“普通に”結婚して“普通に”家庭を作って、“普通に”生きていくんだろうと思ってたんですよ。 みんなそうでしょ?だいたい十代二十代の頃なんて、人生のレールが一本しかないみたいな顔してる。 恋をして、結婚して、子どもができて——っていう、あの“テンプレート人生”が自分にも来るはずだと。 ところがさ、実際は思ってもみない方向からパンチが飛んでくるんですよ。撮影だったらカットがかかるところだけど、現実は容赦がない。

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