子育てしてるって言うとね、よく言われるんですよ。「大変ねえ」とか「ひとりで3人も」とか。
あれ、ナニ基準なんでしょうね。
私じゃないよ。少なくとも、私は“私、大変なんです”なんて自覚ないから。
確かに、ひとりで子ども三人育ててたら一般的には“ワンオペ”なんて言い方されるけど、
私の実感はちょっと違った。いや、もちろん楽勝ではないですよ?
稼ぎ手は二人いた方が当然収入多いし、
料理は得意不得意の問題じゃなくとにかく今食べさせないとだし、
洗濯はしないと着る物なくなるし。
でもね、それらをまとめて「つらい」っていう感じじゃなかった。
なんでかというと、シンプルなんだけど——
私の育児は、私が好きにやってよかったから。
家に“もう一人の大人の都合がない”って、実はめちゃくちゃ楽なんですよ。
これ、シングル育児の“隠れチート機能”だと思ってる。
だって、ご飯は自分のペースで決められる。
掃除のタイミングだって、後回しにしても怒られない。
教育方針も家事も、誰かに説明したり相談したりしなくていい。
もちろん、夫婦で協力してやる育児も素晴らしい。
その一方、シングルにはシングルの“自由”ってもんがあって、それに気付いた瞬間、私はだいぶ育児が楽になった。
それを“かわいそう”って言う人は、たぶん自分がやってる育児の苦労をそのまま私に重ねてるだけ。
こっちは重ねられる筋合いないんですよ。
私は私のペースで楽しくやってんだから。
もうひとつ、大きな発見があってね。
ワンオペって、実は“自己中育児”が許される免罪符だったってこと。
どういうことかというと、
「私ひとりで全部やってんだもん、私のやりやすいようにしてイイでしょ」って開き直れたのよ。
一般的に「子どものために親は身を削る」みたいなムードがあるじゃない?
でもシングルだとそこがちょっと違って、
「私が倒れたら全員アウト」って現実があるから、自分を守ることも正義になる。
だから、子どもが寝てる間は私も昼夜問わず好きなだけ寝てたし、
料理が好きじゃなかったから外食だってガンガンしてた。
中学生くらいになったら恐ろしいくらい食べるようになっちゃったから急に料理に目覚めて
何か作るたびおいしくて「サチコ天才~✨」って褒められて調子に乗ってみたり…
親が笑ってる方が子どもも楽しいんだから、それでいいのよ。
でもね、これだけは言っておきたい。
頼ること。これも大事だった。
私は最初、親の反対を押し切った手前「ひとりでやらなきゃ」って肩に力が入りすぎてた。
でも、実際やってみると分かる。
頼るって、別に恥ずかしくもみっともなくもない。
頼ったらね、人って意外なくらい優しく助けてくれるんですよ。
私の場合、親兄弟も、仕事仲間も、やたら心配して説教タレてた友だちも、思ってた以上に味方だった。
それに、“頼られた側”も、悪い気はしないみたい。
人って誰かの役に立つと、ちょっといい人になった気がするものだもんね。
若い子たちを見てるとね、みんな頑張りすぎだなって思う。
いや、それはリスペクトに値する素晴らしい行動なんだけどね!
完璧なお母さんを目指して、SNSで情報集めて、疲れ果ててる。
身体や心が追いつめられるところまで行く必要は、ほんとにない。
もう少し肩の力を抜いていい。
手を抜くことが悪じゃない。
外食したって総菜買ったって、堂々としてればいい。
私はね、世間がなんと言おうと「シングル育児は最強に楽しいし、自由で、悪くない」って胸張って言える。
人の目に怯えて育児をやるほど、もったいないことはない。
それは私の人生、あなたの人生でもあるんだから。
だから、頑張ってる若い人たちに伝えたい。
力を抜く勇気を持ってほしい。
まっすぐじゃなくていいし、完璧じゃなくていい。
「あんなお母さんで大丈夫かしら?」の声がきこえたら
「みんな大変ね。ウチはこれが大丈夫だからラクなのに」って心の中で思えばいい。
転がりながらでも、へそ曲げながらでも、笑ったり泣いたりしながらでいい。
毎日がエンターテイメント。
子どもたちとおいしいご飯食べて、おやすみって眠れたら、今日も勝利!
自分の人生、自分の軸で決めてイイ

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