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#03 家族の正解~“薄幸ヒロイン枠”は辞退します

家族ってのは、まあ昔から「こうあるべきだ」みたいな正解を押しつけられがち。

でもそれってそもそも正解なんてないって話なんですよね。

 

うちなんて典型例で、

「お父さんいなくて大変でしょ」「子供がかわいそう」なんて心配してくる人がいるけど

子どもたちの父親は“結婚しない形で存在している”からね。

 

人間って勝手にドラマ作りたがる生き物だから、

事情をちょっと聞くと、すぐ“薄幸のヒロイン”の台本を押しつけてくる。

いやいや、そんな安っぽい2時間ドラマじゃないんだよ、こっちは。

 

父親は父親でちゃんといて、

家族そろって遊園地のヒーローショーを観に行ったり、父と息子で釣りに行ったりしてたわけだ。

子どもが小学生のころ悪サして呼び出されたときも、両親揃って謝りに行ったし。

「同居してなきゃ父親じゃない」なんて誰が決めたのか。昭和の大家さんか?

同居してないだけで、子どもたちにはちゃんと“父親”という存在があったし、

むしろ適度な距離感のおかげで仲良かったぐらいだ。

 

さらに言えば、私には自分の父と弟がいた。

世の中には「男手がなくて苦労したんでしょ?」なんて妄想がはびこるが「むしろ男手、多かったけど?」だ。

頼ればすぐに動いてくれる男衆がいて、子育てに関して「男親がいないから不自由した」なんて経験は一度もない。

世間が勝手に作った“かわいそうな物語”なんて、当事者からしたらだいたい的外れなんだ。

 

それに、子どもは案外しっかりしてる。

大人が思うほど弱くない。

大人が勝手に設定した「普通の家族像」なんかなくても、ちゃんと育つ。

むしろ“普通という枠”を押しつけないほうが、伸び伸び育つもんだ。

 

まあ、それでも世の中は「普通」じゃない家庭を見ると、すぐ心配したがる。

あるいは批判したがる。なんていうか、自分の中の“正解”に合わないものを見ると、ムズムズするんだろうね。

でもよく考えてほしい。

今の時代、家族の形なんて、スマホの機種変より種類多いんだから。

再婚、事実婚、同性婚、シングル、シェアハウス……。多様性のデパート状態よ。

なのに、「これが普通だから幸せ、こっちは外れてるから不幸」なんて線引きは、もう滑稽なんだよね。

 

大事なのは“誰とどう生きて、どう幸せを感じてるか”であって、形式は二の次。

家族なんて血のつながりより、心のつながりのほうがよっぽど強い時もある。

反対に、形式だけ整ってても、心がバラバラな家だって山ほどある。

だから、堂々と言いたい。

「家族の形は、人の数だけあっていい」

 

もし今、「うちは~こう~だから…」なんて周りの目を気にして縮こまってる人がいたら、肩をポンと叩いて言いたいね。

自分の人生のプロデューサーは自分! 世間体なんて気にしてたら、ココロのほうが先にバテちゃう。

 

私の家庭だって、教科書に載るほど立派じゃないけど、子どもたちは元気に生きてて犯罪歴もない。

これで何が不幸だって話だ。

むしろ、型にハマらなかったからこそ学べたことや、得られた強さがある。

 

結局のところ、家族の問題って、周囲の「こうであれ」という期待と、

自分の「これでいい」という確信の綱引きなんだよ。

 

私は自分側にぐいっと引っ張る。

たまに空気を読んで無難な方へ行くこともある。それはそれでムリしてない。

臨機応変に対応できるほうが楽しいし、何より人生が私らしくなる。

 

だから読んでくれたあなたにも言っておきたい。

“自分の形を持ち抜く勇気”を持ってみて。

家族ってのは、今いるメンバーと作るオリジナル作品なんだから。

 

 

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