連載エッセイ『シングルマザーのススメ』#1

妊婦さん向け雑誌 1995年1月号 掲載第一回目

シングルマザーのススメ

●大岩佐知子/高校時代から始めたライター稼業。さらりと生きているようで、体張ってマス。ベビーフェイスなママになりそう。 (ココは編集部の担当さんが付け足してくれてる文です)

 いろんな理由があって独りで赤ちゃんを産む人がいると思います。離婚や死別であるときから母子家庭になってしまった人、まだ結婚できる条件がそろう前に未婚のままで出産する人、結婚はしたくないけど子どもは産みたいと思う人。それぞれ、産むか堕ろすか迷うでしょうけど、自分にとって赤ちゃんにとって一番いい方法をみつけたいね。

 

 私がシングルマザーの道を選んだのは、ただ単に子どもを育てたいからという理由。無理してミエはってるんじゃなくてね。とにかく出産とアセッてたわけでもないし、子どもをタテに無理やり結婚してもらおうなんてたくらみでもない。そんな女は怖いゾ。ただ単に大好きな彼の子のママが私で、その子と遊んだりして育ててゆけたら楽しいだろうなと思っただけです。

 

 愛しのダーリンには奥さんがいます。私のことも好きでいてくれてるけど、長年連れ添った奥さんと別れる気もないそーです。 一応私にも昔から結婚願望はあったけど、それは合法的に産めるから。子ども産めれば、男はどうでもいいのかといえば、そうでもないですよ。できれば子どもは夫婦そろって育てるのが理想でしょう。でも子どもを持つためには、結婚してなくちゃいけないというのは固定観念にすぎないんじゃないかなぁ。

  

 心配だけど、やってみりゃ案外簡単かもよ。一人暮らしができるんだから、もう1人ぐらい増えても同じかな、なんて。子どもができればだれもが「お母さん」なんですもの、明るい母子家庭を目指しましょう!


私が非婚母を選んだワケ

1994年の春先、「一緒になっちゃおうか」「子供ほしいね」と

甘い夢を語り合っていた彼との間に小さな命を授かりました。

 

彼はバツイチ。

念願のお子が授かったら当然結婚するものだと思ってた…



 …が!

いざその状況になって初めて知る、

バツはついてない!!

 

そう、別宅はあったものの妻がいたのだ!

 

 

さてさて

 

 

当時バーテンダーで夕方から早朝まで働く生活、

子どもを育てるのに“普通の仕事”をしないと…と一念発起。

 

とはいえ高卒、無資格、特殊技術ナシ・・・

過去にOL経験はあったものの、
妊娠中の独身女性を雇ってもらえるわけがない

 

唯一、過去にライターとして仕事させてもらった経験があり、

フリーライターでやっていこうと決心。

 

育児雑誌をいくつかリサーチし、適した1社に絞って

独身で出産する立場からのエッセイのプレゼンして連載を獲得

 

あわよくば連載から単行本へ、やがて映画化の夢も…

なんて甘い道はなかったけど

実績としては残っていったので

その後のライターとしての売り込みはしやすくなり

フリーライター人生がスタートした。

 

数年後、残念なことにその出版社はなくなってしまった。。。

紙の雑誌…出版社のアーカイブ室はもうないので入手不可

アナログな時代だったのでデータで残っているものもない

 

 

ただニッポンには国会図書館なるものがある!

そこで何年か前に記事を発掘!!コピーもとって記念に残していた👍

著作権はどうなるのかな???と思いつつ筆者が転記するんだし

ま、誰かに怒られたらその時考えよう!と

子育てが終わった今、公開してみます。

 

自分が中心、私が私のために生きる!

誰かの犠牲になりたくないオラオラ思考

これが誰かの励みになったりしたらいいなと思います。

 

 

 

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